フェスナリドとミノキシジルは下記のような特性があります。
それぞれの薬理作用が異なるため、両方の薬を併用する治療が有効です。
フェスナリドは前立腺がんや、前立腺肥大を防止するために開発されたものですし、ミノキシジルは高血圧の経口薬として開発されものなので、元々期待された薬効の部分が逆に副作用として存在しますので医師の診断によっては処方できない場合がございます。
ユリシスクリニックでは、クリニックでしか販売できないミノキシジルが12%とフィナステリドが0.1%含有されている育毛剤を取り扱っております。
また、シャンプーにもミノキシジル1.5%とフィナステリド0.05%が含有されてものを取り扱っております。
シャンプーにフィナステリドやミノキシジルが含有されたものは、海外での取り扱いはありますが、国内の店舗では、商品として市販されておりません。
※カウンセリング時に他の商品をお勧めすることはございませんのでご安心ください。
成分名:フェスナリド
商品名:プロペシア・プロスカー・フィンカーなど
フェスナリドは男性型脱毛症(AGA)の治療に使われる成分です。
フィナステリドは、頭頂部や側頭部に特に多く存在する5αリダクターゼ2型の活動を阻害することでジヒドロテストステロンの生成を抑制すること期待して内服・外用・注射に使用されます
脱毛症の進行を遅らせること・抜け毛の予防を目的に使われるお薬です。
発毛促進薬ではありません。
使用を中止した場合、効果は継続しないため、継続して服用・使用することが必要です。
皮膚科の医師の処方が必須です。
女性には効果がありません。
妊娠中・授乳中の女性に投与は禁止されています。
また20歳以下の方は使用できません。
副作用の出現頻度に関する情報(出典:添付文書)
臨床試験
48週間の二重盲検比較試験において、安全性評価対象276例中11例(4.0%)に14件の副作用(臨床検査値異常変動を含む)が認められた。
主な症状はリビドー減退 3 例
使用成績調査
943例中 5 例(0.5%)に 5 件の副作用が認められた。
主な症状リビドー減退 2 例(0.2%)
副作用: | 肝機能障害・その他 |
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承認等: | 製造販売承認年月日:2005 年 10 月 11 日 |
薬価基準収載年月日: | 薬価基準未収載 |
保険適用: | 保険は適用できません |
同一成分の薬品の有無 | 同一成分の薬品があります。 |
添付文書 検索
http://www.info.pmda.go.jp/psearch/html/menu_tenpu_base.html
プロペシア(PROPECIA)(男性型脱毛症用薬)に関する注意喚起について
https://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/iyaku/kojinyunyu/050609-1a.html
ミノキシジル
ミノキシジルも男性型脱毛症(AGA)の治療に使われる成分です。
フェスナリドと異なり、主に育毛効果を期待して使用されます。
第一類医薬品
購入時に薬剤師への相談が必要。
妊娠中・授乳中の女性に投与は禁止されています。
また20歳以下の方は使用できません。
副作用: | 頭皮の痒み・薬液の使用箇所におけるニキビの発生・ 頭痛、意識朦朧・ 多毛症・ 性的不能・ 重い低血圧・ 不整脈、動悸・ 皮膚の紅潮・ 霞み目・ 手、足、顔のしびれや痛み・ 性欲減退・ 胸の痛み・ 急速な体重増加・ 下肢、手、足、顔のむくみ |
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承認等: | 第一類医薬品 |
薬価基準収載年月日: | 薬価基準未収載 |
保険適用: | 保険は適用できません |
同一成分の薬品の有無 | 同一成分の薬品があります。 |
男性型脱毛症(AGA)の薬 | |
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プロペシア(MSD/1mg) 28錠 | 9,000円 |
フィナステリド(クラシエ/1mg) 28錠 | 7,500円 |
ミノキシジル(10mg) 30錠 | 3,000円 |
フィナステリド(クラシエ/1mg) 28錠 | 7,500円 |
薄毛育毛剤・シャンプー | |
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ローション60ml (ミノキシジル12%+フィナステリド0.1%) |
9,000円 |
シャンプー210ml (ミノキシジル1.5%+フィナステリド0.05%) |
9,000円 |
ローション+シャンプーセット | 16,000円 |
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