基本的に医薬品で国内の販売承認されている薬であっても、副作用が全くない薬はありません。
副作用があるから怖いから・・・という所で思考が止まっていませんか?
どんな薬でも副作用の発生する可能性が一定の率であることは理解しておくべきです。
もう少し踏み込んで薬の効果と副作用について考えてみましょう。
を理解することが大切です。
ネット上には有用な情報もありますが、変に危険性を煽ったり、逆に薄い根拠で安全性や効果を誇大に表現している記事が多いので鵜呑みにするのではなく、信頼性のある情報を判断材料にしましょう。
上記の項目については、薬に付いている添付文書の中に書かれています。
治療で使う薬については医師が教えてくれます。
薬の処方と治療のページで書いたようにAGA治療薬として代表的なプロペシアやミノキシジルなどにも副作用があります。
ここではHARGの薬AAPEを加えて3つの薬の副作用について説明します。
プロペシアの副作用で良く取り上げられるのは性欲減退いわゆるEDの可能性です。
薬の処方と治療にも書いたように、プロペシア錠剤の服用によるEDの発生率は1%以下です。外用薬の場合はもっと低くなるでしょう。
ミノキシジルの副作用で多く現れるのはかゆみ・発疹・かぶれです。
有効成分の濃度にもよりますが、濃度5%の医薬品で副作用の発生率は8.7%です。
重篤な副作用は少ないものの、副作用が現れる可能性はあります。
有効成分の低いものは比例して副作用が現れにくいですが、効果もその分低くなります。
プロペシア・ミノキシジルにはもう一つ注意しなければならない点があります。
有効成分は肌からも吸収されるため、特に妊婦・授乳中の女性や子供が服用してはいけないのはもちろん、触れることがないよう管理しなければなりません。
胎児に影響が出る可能性があります、また未成年の男性、男児の場合はホルモンバランスが乱れ、男性機能に問題を引き起こす可能性があるためです。
HARG治療に使われるAAPE v2.0は
健康なヒトから採取された脂肪幹細胞から分泌されたたんぱく質を元に作られ、厳しい品質管理の元で製剤されるため、副作用が非常に少ない薬品です。
日本での症例数も増えてきて今後副作用の報告がでてくる可能性は0ではありませんが
世界中で10年以上にわたり20万症例以上の実績からアレルギー反応を含め薬品が原因で副作用が現れた症例がありません。
出現する確率は高くありませんが、すべての治療において、副作用・リスク(感染症・アレルギー・発赤・色素沈着・瘢痕形成)などが存在することをご理解ください。
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