抜け毛・薄毛・脱毛症の種類

AGA(男性型脱毛症)

男性ホルモンのテストステロンより生じるDHT(ジヒドロテストステロン)という物質が髪の毛の成長を抑制することにより抜け毛や薄毛になります。
遺伝によってジヒドロテストステロンを作りやすい体質を持つ人(アンドロゲンレセプターの感受性が高い人)が男性型脱毛症になりやすいのです。 男性のほとんどの脱毛症はこれにあてはまります。

>>男性の脱毛症(AGA)の原因

円形脱毛症について

丸い形に髪が抜けてしまう症状です。10円ハゲともいわれ、やや女性に多い傾向があります。15歳以下の発症が全体の25%程度をしめており、若い世代に多いのが特徴です。過度なストレスが原因で起こる自己免疫疾患のひとつと言われていて、軽度な場合はストレスを取り除けば数か月で自然治癒することがありますが、治る傾向にないと感じられた場合は早めに医師に診断してもらいましょう。

重度の場合や多発型などの場合は悪化するケースが多い為、医師に診断してもらい治療を開始する必要があります。

びまん型脱毛症

びまん型脱毛症とは、女性の抜け毛・薄毛・脱毛症で最も多く見られる症状です。
頭皮の全体的に抜け毛が起こり、頭皮全体が均等に薄くなります。 この症状の特徴は、髪の毛の分け目などの地肌が透けて見えるようになり、時間をかけて 徐々に進行していきます。そのため、自覚症状が出にくく、発見が遅れやすい症状です。

脂漏性脱毛症

漏性脱毛症とは、頭皮の皮脂の過剰分泌が原因です。頭皮の皮脂が過剰に分泌されるこ とにより、毛穴に古い皮脂が蓄積されるため、細菌が繁殖して頭皮が炎症を起こします。
炎症起こした頭皮の毛根は働きが正常に行われなくなってしまい、抜け毛・薄毛・脱毛症が 起こります。

牽引性脱毛症(けんいんせいだつもうしょう)女性に多い

牽引性脱毛症とは、ポニーテールなど髪の毛を引っ張るヘアスタイルや髪の毛を後ろでひとまとめにしたり、特定の毛髪に長期的に負担がかかることで頭皮の血行が悪化することによって生じる脱毛症です。
父親や祖父に抜け毛・薄毛・脱毛症が見られる方に多いため、遺伝が原因とも言われています。

分娩後脱毛症 女性

分娩後脱毛症とは、妊娠が原因で体内のホルモンバランスが崩れ、抜け毛・薄毛・脱毛症を引き起こす 症状です。妊娠中は女性ホルモンの働きが活発になり、ヘアサイクルが通常どうりに働かず、本来抜けるべ き髪の毛が成長し続けてしまいます。
出産を終えると、女性ホルモンの働きが再び正常に戻るの で、妊娠中に本来抜けるはずだった髪の毛が、出産後に一気に抜け落ちてしまう場合が、分娩後脱毛症の特徴です。

  • 院長 倉田 主税(くらた ちから)
  • 略歴・所属学会
  • 日本美容外科学会 会員
  • 日本美容皮膚科学会 会員
  • 日本美容医療テクノロジー学会 会員
  • 日本抗加齢医学会 会員
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  • 平成11年3月 富山医科薬科大学医学部 卒業
  • 平成11年4月 医師免許取得
  • 平成11年4月 富山医科薬科大学(現:富山大学)
  • 脳神経外科入局 (同大学病院・国立水戸病院・ 川崎幸病院勤務)
  • 平成15年3月 脳神経外科退局
  • 平成15年4月 国内の美容外科において、 全国各地で院長を歴任
  • 平成21年6月 ユリシスクリニック開院
  • クリニック情報
  • 診療科目/美容外科、形成外科、皮膚科
  • TEL/0120-961-929
  • 所在地/静岡県浜松市中央区鍛冶町1-39 ピンストライプビル6F